大変申し訳ございません。
現在バックオーダー・研究開発テーマを多数抱えており、新規の試作対応は2011年6月以降~着手となります。
技術的相談や今後の開発テーマ打ち合わせは対応可能ですので、お問い合わせください。よろしくお願いします。

DLCとは、
Diamond Like Carbonの略で、炭素の非晶質(アモルファス)構造※ の結合体のことを言います。
アモルファス構造のため結晶粒界を持たないため窒化チタンなどの多結晶構造の硬質薄膜と比べて
非常に平滑(ツルツル)な表面をしています。
プラズマによるDLCコーティングとは、
プラズマにより炭素を化学反応させ、物質の表面処理に用いる技術です。
※非晶質(アモルファス)構造 とは、
固体を構成する原子や分子、あるいはイオンが、結晶構造のような規則性をもたない状態のことを言います。
DLCは、
ダイヤモンドのような結晶構造にはなっていないカーボン(炭素)ですが、
ダイヤモンドに近い性質(固いなど)と
アモルファスとしての性質(表面平滑(ツルツル)
など)を併せ持っていますので、
Diamond "Like" Carbonと言われています。
DLCコーティングの特性は、
ーーー このように、DLCには、非常に優れた特性がたくさんあります
さらに、
プラズマに対する高度な制御技術により、DLCの粒子は、分子レベルでコントロール可能なため、精度が非常に高いことも特徴です。
従来の"コーティング"の概念をはるかに超える技術で、
「コーティング」と言うよりは、分子レベルで素材の表面の性質そのものを変える技術です。
しかも、その再現性は分子レベルで保証される技術であり、その応用可能範囲は多岐に渡ります。
金属・・・防錆、平滑性、抗菌性、無害。ステンレスに代わる。潤滑油不要
樹脂・・・ガラス、アルミに代わる
布・・・・抗菌性を持たせること可能 等々
また、大気圧プラズマでは、溶液不要の洗浄装置、空気清浄、脱臭・殺菌等での応用が期待されています。
学術研究の分野では、DLCの効果は様々な分野で実証され、その応用範囲の広さは高く評価されています。
今後は、実業界における個々のニーズに対して、DLCに技術でいかに応えていくのかが課題です。
具体的ご依頼に基づく、試作から量産化への手順は以下のようになります。
1) DLCによって、何を実現したいのか(どのように素材の変化をさせたいのか)、個々のニーズ(条件)を明確化します。
(例:固さ、潤滑性、耐腐食性など、必要な具体的なニーズを明確にします。最終的には数値で目標値を決めます)
2) 上記の目的を実現する為の素材の決定(安定した結果を出すためには素材の規格・品質の安定が不可欠になります)
(例:素材は、○○社製の型番××の△△を使う)
3) 上記要求仕様を実現する為に、DLC処理試作工程を決め、必要な冶具や備品などを用意し、DLC処理方法の各種パラメータ
(制御方法ならびにガスの配合方法や処理時間等)を変化させながら実験を行い、科学的な検証に基づいた試作を行います。
(必要に応じて窒化処理などの前工程処理も同時に行います ※)
※ 素材と要求条件によっては、前処理を施し中間膜を形成しDLC処理を実現します
4) 計測装置を使い処理結果を数値で把握検証します。必要に応じて、パラメータなど処理方法をさらに変化させ、再試作を行います。
5) お客様のレベルで実用検査等で評価を行って頂きます
6)(量産化計画)上記試作結果に基づき、量産化のための具体的な計画を立てます。
(量産の為に専用冶具の製作を行ったり、数量によっては専用機械の製作が必要になります)
上記のような科学的手法に基く数値データ管理による試作〜検査・評価を行うことにより、お客様の商品独自仕様のDLC処理が確立します。
開発目的や要求仕様値を開示頂ければ、素材の選定レベルから提案させて頂くことも可能です。
機密保持契約を締結した上で、共同開発とさせて頂いたお客様には、非常に廉価なコストでDLC試作処理をしております。
名工大(名古屋工業大学)発ベンチャー企業『株式会社ライテック研究所』では、
プラズマ装置を用いた、科学的な検証に基づいた各分野での試作や用途開発の相談に対応しております。
フルステージでは、株式会社ライテック研究所と共同で、プラズマによるDLCコーティング商品の試作、開発や専用機械の開発を受け賜ります。